| ■出演
古典落語も誕生した時には新作だ!
明治期の大名人、三遊亭円朝の『芝浜』も三題噺から生まれたとか。三題噺とは、寄席で客から頂いた言葉や題目から三つを織り込んだ即興噺。その即興噺『芝浜』も今では立派な古典。
膨大な創作落語の中から演者の工夫、客等の厳しい目をくぐり抜けて生き残り、同時代の解釈、演出に絶えうるものが古典と言える。
その古典と呼ばれる落語の半分以上は江戸時代に京、大阪で生まれたもので、現在の江戸落語の半分は上方落語を江戸風に翻案されている。
いまや古典と思える『代書屋』や『ぜんざい公社』も上方が産んだ新作落語だ。そのDNAを受け継いだ現代の上方落語家たちが精力的に新作落語を創っている。
落語の革命なのか革命的な落語なのか。新しい落語のスタイルも生み出し、こんな題材が落語に?
こんな落語会に学生達が積極的に参加し、どんなコラボレーションを生み出すか? 京都造形芸術大学ならではの独特のスタイルを生み出せるか? 落語会の革命か、革命の落語会か? これが落語会なのか!
そんな落語会が京都芸術劇場春秋座で開かれます。題して『NEW SPRING NEW RAKUGO』
まずは切り口鮮やかに突っ走る若手のホープ笑福亭 たま。
笑福亭 福笑の弟子で、師匠同様古典から新作まで幅広く演じている。頑なまでの堅実さと、破天荒さは師匠譲りか彼本来の持ち味か? 伸び盛りの若手がこれからどう化けるか? 今が見頃の成長株!
笑福亭 鶴笑はパペット落語というニュージャンルを生み出した革命児。演る落語も型破りなら生き方も八方破れ。英語も喋れずにシンガポールに3年、ロンドンに5年と生活を移している。どんな笑いを英国で振りまいているのか? またNPO法人「国境なき芸能団」を立上げ、2007年春にはドミニカ共和国を訪れ、当地へ入植し艱難辛苦した日本人に笑いを提供した。ドミニカの施設へも訪問し日本の芸能を紹介している。2008年にはブラジルを訪問する。彼の幅広い芸の中から演じるは「不思議の星のアリス」。どんなアリスが飛び出し、舞台狭しと暴れるのか?
お楽しみ!
上方落語家の中で古典、新作と幅広く手がけ、独特の芸風で多くのファンを魅了する笑福亭 福笑。2007年6月大阪での彼の独演会には千人を超える客が堪能したとか。笑いすぎて咳込み、涙を浮かべた客も数知れず、劇場がどよめくほどの大爆笑。当落語会での演し物は『いま教育現場が危ない』 ほんまに笑えるの? ひょっとしたら泣いちゃうかも………?
もう1席は彼の創作落語! 独特の観点から作り出される彼の落語は笑い過ぎてシートから落ちんばかり!
乞う御期待!
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