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公演名 東アジア藝術文化研究所(京都造形芸術大学、弘大學校、東北芸術工科大学)シンポジウム
「近世東アジアにおける芸術と生活 ―日本・韓国・中国 ― 」
Art and Life in East Asia in Early Modern Times: Japan, Korea, China
日時 2008年3月1日(土) 
9:30開場 10:00開演 ※17:30終了予定
会場 京都芸術劇場 春秋座
料金 聴講無料・事前申込制
主催 京都造形芸術大学比較藝術学研究センター
共催 大學校、東北芸術工科大学
助成 (財)国際文化交換協会
事前申込・
問合せ先
京都造形芸術大学 
比較藝術学研究センター
Tel/075-791-9167  Fax/075-791-9181
http://irccas.kyoto-art.ac.jp/
irccas-info@kuad.kyoto-art.ac.jp  ※事前申込制

 人間の生活は、様々な衣食住の形態を取りながら、それと関わる芸術を生み出してきた。さらに、そうして生み出された芸術は、地域や時代によって変遷していく。例えば、現在西洋諸国において、日本を代表する文化と見なされる茶道は、元々中国に起源を遡り、日本では室町時代から隆盛し、利休によって大成された。茶の湯は、道具や茶室から、儀礼や作法まで包括する総合芸術を形成したが、他方で日常生活にも浸透し、それは今日まで続いている。
 韓国の弘大學校、京都造形芸術大学、東北芸術工科大学の三大学共同研究機関である東アジア藝術文化研究所は、とりわけ相互に密接な関係を持つ東アジア文化圏における、芸術文化の交流と変容の歴史を多角的に探るために設立された。
 今回の第二回東アジア藝術文化研究所シンポジウムは、「生活と芸術」をテーマとする総合的研究(文部科学省オープン・リサーチ・センター整備事業)の一環として、近世の日本・韓国・中国における芸術と生活の多彩な現われの共通点と相違点を明らかにし、そこから現代まで続く文化の多様性の意義をも論じようとするものである。三大学からの第一線の研究者によって展開される議論は、東アジア文化圏のダイナミズムを浮かび上がらせるだろう。

司会 高階秀爾(京都造形芸術大学大学院長・比較藝術学研究センター所長)
出演者 朴 彦坤(弘大學校建築学科教授・東アジア藝術文化研究所所長)
韓 正煕(弘大學校美術大学芸術学科教授)
赤坂憲雄(東北芸術工科大学大学院長・東北文化研究センター所長)
張 大石(東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター准教授)
関 剣平(浙江樹人大学人文学院茶文化専攻主任副教授)
小川後楽(京都造形芸術大学芸術学部教授・比較藝術学研究センター研究員)
中村利則(京都造形芸術大学歴史遺産学科教授・比較藝術学研究センター研究員)
八幡はるみ(京都造形芸術大学美術工芸学科教授)
芳賀 徹(京都造形芸術大学名誉学長)
【第一部 10:00〜12:30】
開会の辞: 高階秀爾
(京都造形芸術大学大学院長・比較藝術学研究センター所長)
 基調講演I: 朴 彦坤(弘大學校建築学科教授・東アジア藝術文化研究所所長)
「東アジア寺刹戒壇の比較研究−僧侶の受戒生活と戒壇形式−」
韓国・中国・日本の戒壇伽藍の形式と僧侶の受戒生活の特徴を比較する。
基調講演II: 赤坂憲雄(東北芸術工科大学大学院長・東北文化研究センター所長)
「柳宋悦と朝鮮」
柳宋悦の「民藝運動」と朝鮮の日用雑器との出会いをつうじて、新しい美意識を東アジアの芸術と生活の中に位置づける。
基調講演III: 小川後楽(京都造形芸術大学芸術学部教授・比較藝術学研究センター研究員)
「煎茶の視座からの芸術と生活」
毎日の生活に深く浸透している煎茶の受容とその展開をたどる。
作品説明: 八幡はるみ(京都造形芸術大学美術工芸学科教授)
【第二部 14:00〜17:30】
 パネル講演: 韓 正煕(弘大學校美術大学芸術学科教授)
 「絵画と陶磁を通してみた近世東アジアの美術と生活の関係」
張 大石(東北芸術工科大学文化財保存修復研究センター准教授)
 「染付けのコバルトブルーが語る東アジアの芸術文化」
関 剣平(浙江樹人大学人文学院茶文化専攻主任副教授)
 「遼代の喫茶生活−宣化遼墓壁画から−」
中村利則(京都造形芸術大学歴史遺産学科教授・比較藝術学研究センター研究員)
 「利休茶室考−その源流について−」
 休憩
パネル討論: 司会 高階秀爾
閉会の辞: 芳賀 徹(京都造形芸術大学名誉学長)