NYジャパン・ソサエティー創立100周年、東京日米協会創立90周年事業
2005年NYベッシー賞、およびニューヨーク・イノベイティブ・シアター賞受賞作品
アメリカ前衛人形劇の寵児、日本初ツアー
バジル・ツイストの『Dogugaeshi』
演出・構成: バジル・ツイスト(Basil Twist)、音楽構成、義太夫三味線: 田中悠美子
*本作品は、日本4ヶ所(金沢、京都、横浜、徳島)をまわる全国ツアーです。
作品紹介
『Dogugaeshi(道具返し)』とは、日本の伝統人形芝居の「道具返し」の手法をとりいれながら、映像などの視覚効果と、義太夫三味線のライブ演奏、電子音楽、ノイズ音楽、ポップスの断片が違和感なく交差した実験的舞台作品です。「道具返し」とは遠近法を取り入れた舞台美術の機構で、「ふすまからくり」とも呼ばれています。作者のバジル・ツイストは、かつてフランス留学中に見た古いモノクロのドキュメンタリーフィルムで、「道具返し」に出会いました。後に、NYジャパン・ソサエティーの委嘱を受け、淡路人形座や徳島の農村舞台などを訪ね歩き、田中悠美子との共同制作を通じて彼の長年の夢『Dogugaeshi』が完成しました。全米舞台芸術界注目のバジル・ツイストの日本初公演、「里帰り」する『Dogugaeshi』にどうぞご期待ください。
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バジル・ツイスト
親子3代続く人形遣いの家に生まれる。アメリカ人として初めてフランス国立高等人形劇芸術学院を卒業。帰国後の1998年、ベルリオーズの『幻想交響曲』を用いて、「水槽の中で布が踊る」抽象的な舞台をニューヨークの小劇場で発表。一躍、全米の注目の的となる。以来、リンカーン・センター、ウォーカー・アートセンター等からの委嘱作品を手掛け、また2006年にはエサ・ペッカ・サロネンの指揮でロサンゼルス・シンフォーニーと共演。同年、ヒューストン・グランド・オペラで『ヘンゼルとグレーテル』の演出を担当。米国で人形劇と言えば「子供向き」という認識しかなかったものを、その画期的な創造と質の高さで「大人の鑑賞する前衛舞台」へと地位を向上させた。、全米の舞台・演劇界でその功績を非常に高く評価されている今一番の注目アーティスト。 |

(c) Richard Termine,
courtesy of Tandem
Otter Productions. |
田中悠美子
東京芸術大学音楽学部楽理科、同大学院で音楽学を専攻。在学中、義太夫三味線の音色に惹かれ、文楽の人間国宝、故・野澤錦糸に義太夫三味線を、女流義太夫の現人間国宝、竹本駒之助に義太夫節の語りを師事。古典を極めつつ、かつ現代の実験的音楽家との共演に積極的に取り組む義太夫三味線奏者。過去に共演したアーティストは、渡辺香津美(ギタリスト)、坂田明(サックス奏者)、仙波清彦(太鼓)、大友良英(サックス、ターンテーブル等)など。また海外ではジョン・ゾーン、カール・ストーン、エリオット・シャープらと共演。2000年には、ドイツ人演出家の第一人者、ハイナー・ゲッペルスの『Hashirigaki』に出演。イタリア、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、ロシア、シンガポール、香港など世界巡回公演をし、高い評価を得た。2006-07年、アジアン・カルチュアル・カウンシルのフェローシップを得てニューヨークに半年間滞在。現在兵庫教育大学准教授。 |
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