近年の美術/メディアアートシーンにおいて、サウンドの占める位置は非常に大きくなっています。それはアートという枠組みにおいて、本来、同等のポテンシャルを持ちうる視覚と聴覚に対する根本的な問いかけでもあり、同様に、音そのものをアートとして提示することへの追求は、国内外を問わず活発に行われています。
今回のATAK NIGHT 3 [anti fourier /instability(非フーリエ/不安定性)] では、パーソナルテクノロジーの発達に後押しされる形で急速な進化を続けるサウンドアートが、ともすると陥りやすい計算可能な安定領域(フーリエ的思考)やミニマリズム、構造主義への傾斜を批判的に検証し、コンサート形式で、そこからの逸脱へ向かうべく新たな可能性を探求します。
ビョークや坂本龍一が大ファンであることを公言し、熱いラブコールによってコラボレーションも実現しているサウンドアートシーンのスーパースター、フィンランド出身のデュオ・Pan sonic。オランダにて音楽制作/批評/レーベル運営など多岐に渡る活動を行い、ヨーロッパのサウンドアートを牽引するGoem。音楽作品のみならずインスタレーション作品でも高く評価され、高橋悠治や池上高志、藤幡正樹らとのコラボレーションなど目覚ましい活躍を続ける渋谷慶一郎。ATAKやportで活躍するサウンドアーティストevala。
国内外のサウンドアート界の最前線で活躍する面々による豪華なコンサート。今回は山口、京都、東京とツアーが実現、関西では京都のみの開催となります。テクノロジーとサウンドの臨界点を探る本コンサート、ぜひお見逃しなく!