さあ、まいりましょう。あたし達の戦争へ
清輝二十年、ニッポン資本主義共和国連邦、略して「ニチ連」。
ある日、青空から舞い落ちてきた<銀紙>によって徴兵された男は、
核放射能で肥大化したシロナガスクジラの腹中にある部屋へ配属される。
その部屋に集められた人々は、名前を持たずアルファベットの記号で呼ばれ、
未知の戦場に向け<プログラミング>という名の軍事教練を受けていた。
彼らは何のために誰のために戦うのか。
ゲームでもごっこでもない《ホンマモンノ戦争》が始まろうとしていた。
●KUNIO
杉原邦生が既存の戯曲を用いた演出作品を上演するためのプロデュースカンパニー。
過去上演作品に01『ペリカン家の人々』(作:ラディゲ/04年6月アトリエ劇研)がある。
●杉原邦生
京都造形芸術大学大学院芸術研究科修士課程芸術表現専攻2回生。同大学映像・舞台芸術学科在籍中より、演出・舞台美術を中心に活動。最近の主な演出作品に、06年6月teuto vol.4『ソーグー』(AI・HALL/作:吉澤祐太)、06年5月木ノ下歌舞伎『yotsuya-kaidan』(アトリエ劇研/作:鶴屋南北)などがある。また、06年8月には、ガシャガシャポン☆=『にんぎょひめのあわわわなこい』(アトリエ劇研夏祭り2006)で児童演劇の演出に挑戦するなど、活動の場を広げている。
KUNIO01『ペリカン家の人々』、05年9月teuto vol.3『マンダラ』(京都芸術劇場Studio21/作:吉澤祐太)はそれぞれ京都芸術センター舞台芸術賞2004、同賞2005にノミネート。
●川村毅
劇作家・演出家・T factory主宰。1959年東京生まれ。
80年、明治大学の学生を中心に劇団「第三エロチカ」を創立、02年創作の幅を拡げる為、自作新作戯曲プロデュースカンパニー「ティーファクトリー」を設立、劇作・演出を行なう。
85年度岸田戯曲賞を『新宿八犬伝第一巻-犬の誕生-』にて受賞。00年初演、作・演出作品『ハムレットクローンHamlet Clone』は、02年パリにてラヴォーダン演出・仏訳版リーディグ公演等を経て、03年に改作。東京公演を経てLaokoonカンプナーゲル・サマーフェスティバル(ハンブルグ)他ドイツツアー、04年にはブラジルツアーを行なった。
<神なき国の夜>と銘打った、現在東京に生きる人々の心の闇を描く新作シリーズは、05年『クリオネ』、06年『フクロウの賭け』とつづき、07年度下半期に最終章を発表予定。今年12月6〜10日紀伊国屋ホール、12月15〜16日京都芸術劇場春秋座にて、ベテラン俳優陣による大人の喜劇『黒いぬ』新作・演出予定。戯曲集他著書多数。
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