公演名
京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科芸術コース
2005年度卒業制作選抜最優秀作品再演
『蜆ルリイロ -Shijimiruriiro-』
公演日 2006年3月10日(金)〜12日(日)
公演時間
10日(金)  19:00
11日(土)  14:00/19:00
12日(日)  14:00
※開場は開演の30分前、受付開始は開演の1時間前。
※開演後の途中入場はできません。
※整理券あり。
場 所 京都芸術劇場 studio21
料 金 入場無料
※当日整理券あり(予約優先)
※スペースの都合上、席数に限りがございます。混雑が予想されるため、事前予約をお勧めします。ご予約の方も、開演15分前までに受付をお済ませ下さい。当日は整理番号順にご入場いただきます。
予 約
お問合せ
●制作
tel:090-4157-9190(ヤマグチ)
E-mail:shijimi05-06@hotmail.co.jp

●映像・舞台芸術学科研究室
tel:075-791-9353(平日9:00〜17:00)
fax:075-791-8398
hp:http://www.eizo-butai.org/


作・演出・出演:川崎香織 増田美佳   
作品編集:村川拓也 照明:高原文江 音響:土井新二朗
美術:相模友士郎  衣裳:今吉こんきち 舞台監督:花房成章 制作:山口幸子
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◆川崎香織 Kaori Kawasaki
香川生まれ22歳。舞台芸術コース第3期生。'04年自主企画公演『であろうがなかろうが』(構成・演出/村川拓也)'05年KIKIKIKIKIKI『サカリバ』('06年3月21日Take a chance project "Platform"で再演)などに出演。バウムクーヘンと紫陽花が好き。
◆増田美佳 Mika Mashda
1983年京都生まれ。高校では服飾を専攻。舞台芸術コースへ入学後、踊るからだを知る。演劇・ダンス問わず様々な公演に参加。からだとうろうろしている。主な作品に'04年『であろうがなかろうが』、ソロでは'04年12月『白紙の一項』(アートスペース・ブリコラージュ大阪)。ドローイングやコラージュをひそひそやっている。


 蜆ルリイロを観た

黒い袋の中に二人の女優が入っていた。
どこでどう考えついたのだろうあの黒い袋は、という疑問が舞台を見ながら何度も浮かんだ。それは楽しい疑問だった。
あの黒い袋は見る者にとっても遊びを促す力があるからだ。〈遊び〉とは現実生活で演じる、演じなければならないさまざまの役割や人生の目的意識から解除されるということだ。
とすると、あの黒い袋は二人の女優を包んでいるようで、実は裸にしようとしている仕掛け=フィクションだ。二人は裸になろうとしている。しかし、といっても二人はこの時代の日本の日常現実を生きている。簡単に裸になれない。裸になりたいのになれない。
みごとに真赤な劇場の中で、あの黒い袋はうろつきながらも、そんな二人の在り方を黒卵のように小さくまるまったり、稲妻に光る黒鳥の翼のように大きく広げながらささやき、叫んでいた。

―――――太田省吾



蜆ルリイロ
本作品は川崎香織、増田美佳の卒業制作として、'05年度12月『蜆ルリイロ#1』を上演。
翌年、高原文江、土井新二朗の修士制作作品として空間を再構成し、'06年1月『蜆ルリイロ#2』を上演。
今回、舞台芸術コース'05年度卒業制作公演全7作品の中から、最優秀作品として選抜され、『蜆ルリイロ』として再演。