| 作・演 出 |
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西崎幹人 |
| 映像・音響 |
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寺田耀児 |
| 出 演 |
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増田美佳、諸江翔大朗 |
[キュロッツ]
2003年結成。京都造形芸術大学の映像・舞台芸術学科の学生9人を中心に活動中。
言語と身体の関係性を探り、新しいベクトルを見出す試みしている。
2003年9月 studio21 で「カルタ」、2004年9月 studio21 で「EN」、
2005年2月 アイホールで「空から飛びおりる」、をそれぞれ上演。
今回、西崎が作・演出を担当する。
今年の12月に卒業制作公演を予定している。 |
人間には、怠けたい心、動きたくない心、眠っていたい心があります。
しかし他にも、活躍したい心、動きたい心、貢献したい心があります。
そしてそれらのおかげで素敵な人生があると思います。
けれども、具体的、積極的行動をとろうとする時に、
私は漫画が読みたくなります。テレビを見たくなります。ジュースも飲みたくなります。
これらは社会的貢献度の低い行動で、これらにうつつしていると、社会の約束を裏切り、
信頼を失う結果になり、そうなると自然に、外に夢を持っていけなくなってしまいます。
持っていけずくじけた夢は、私の肉体の中で、その姿をさらに仮想現実のものに変えてゆきます。
その姿は、異形であり、排泄的であり、つじつまが合っていません。
このような夢の形が劇場内で野郎と女郎の肉体とともにうねうねと浮かび上がります。
都合の良い美術は、安易な隠遁と優しい夢を与えてくれ、
ふかふかしていて、汗をかいても肉体はそのままに、気にしないでいられます。
動き、踊っている個幻想は劇場内幻想とあいまって、さらにそれが時代の夢とあいまって、
キャッチーな映像と音はいくらでもいくらでも、人間の意識を分散させます。
囚われ、憧れ続けている肉体がそこにあり、動きは繰り返されていきます。
そしてそのような状態を私はダンスだと思います。
このような舞台の世界を、眺めている、どうでもよい神がいます。
私たちは躍動する劇場の中で、欲しい欲しいの現状のまんまで、
貪欲で贅沢な肉体の夢であり続けたい。
そんな状態を別世界から、太陽より別次元から、
どうでもよい神が、瞼のない目で眺めている。そんな夢を見ています。
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