ウージューネ・イヨネスコ(1912-1994):ルーマニア生まれ、1938年以降フランスに定住。1948年に「禿の女歌手」を発表。自然主義以降の世界現代演劇史に不条理劇の地位を確率した。1962年に「瀕死の王さま」を発表。死を宣告された人間の生への執着を描くこの作品は、<個人の死>を常に主題としてきたイヨネスコ劇の最高傑作といわれる。
頭に王冠をのせるまでもなく
すでに彼はひとりの王さまであり
宝石で飾られるまでもなく
すでに彼女はひとりの女王であり
すでに彼女はひとりの恋人であり
彼女はひとりの小間使いだった。
約束された死を、予定された幕切れを呼び寄せようと
彼らは大声で叫んでいるのだが
もちろんそれはなかなかやってこない。
喉が乾こうが声が枯れようが
結局のところ、喋り続けることは彼らの性質なのであり
だからいつまでも
彼らはマイクを奪い合う。 |
| 出演 |
: |
荒木優光 大山晴子 茂山良鴨
川崎香織 三室友紀 宮本統史 |
| 舞台監督 |
: |
山田訓子 |
| 照明 |
: |
川島玲子 |
| 音響 |
: |
齋藤学 |
| 美術プラン |
: |
大岩正依 |
| 映像 |
: |
川村圭 村川拓也 |
| 球体間接人形製作 |
: |
前田満那子 |
| 舞台美術製作 |
: |
内炭ありさ 寺村美菜子 |
| 衣裳 |
: |
佐藤未奈 |
| チラシ画 |
: |
大岩正依 |
| 制作 |
: |
城島里実 |
| 演出 |
: |
山田晋平 |
山田晋平:2001年、京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科
映像芸術コースに入学、3回生時に舞台芸術コースに転科。2003年、学外の演劇作品「jericho2」(2003年/京都芸術センター)で舞台映像を担当。以降、身体表現にコミットする映像のありかたを模索しながら、学内外での多くの演劇/ダンス公演に舞台映像スタッフとして参加している。
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