大友良英(composition,
electric guitar)
1959年生まれ。ターンテーブル奏者/ギタリスト/作曲家として、日本はもとより世界各地でのコンサートやレコーディング等、常にインディペンデントなスタンスで活動し、多くのアーティストとコラボレーションを行っている。また、映画音楽家としても、中国/香港映画を中心に数多くのサウンドトラックを手がけ、ベルリンをはじめとした多くの映画祭で受賞、高い評価を得ている。近年はポスト・サンプリング指向を強め、「Ground−Zero」のプロジェクトに代表されるようなノイズやカット・アップ等を多用した大音量の作品から、音響の発生そのものに焦点をあてたスポンティニアスな作品へと、ドラスティックに作風を変化させている。Sachiko
Mと結成した電子音響系プロジェクト「Filament」で徹底した脱メモリー音楽を指向する一方で、伝統楽器とエレクトロニクスによるアンサンブル「Cathode」や、60年代のジャズを今日的な視点でよみがえらせる「大友良英New
Jazz Quintet」等をスタート。他にも邦楽器の為の作品の作曲、多方面でのリミックス、プロデュース・ワーク等、多忙を極める。 |
杉本 拓(electric
guitar)
ギタリスト/作曲家。'98年にリリースしたギター・ソロ作品、『opposite』で注目を集める。空間と沈黙を生かしたギター・ソロや作曲、自身のギター・カルテット等での活動の他、秋山徹次、大友良英、中和としまる、Sachiko
M、ケヴィン・ドラム、キース・ロウ、ギュンター・ミュラー、アネッタ・クレブス、ブーカート・シュタングル等と定期的に共演、CDをリリースするなど、国内外で様々なコラボレーションやプロジェクトを展開している。 |
西 陽子(prepared17−string
koto)
和歌山市出身。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。沢井忠夫・沢井一恵の両氏に師事。新作初演、国立劇場における復元楽器の演奏、オーケストラとの共演、即興演奏等のソロ活動の他に、「モノフォニー・コンソート」(音楽監督:藤枝守)、伝統楽器によるプロジェクト「糸」(高橋悠治プロデュース)のメンバーとして、自由な発想と感性で様々な角度から筝の音楽にアプローチしている。秋にはソロのファースト・アルバムをリリース予定。 |
秋山徹次(turntables
without records, contact microphone)
1964年東京生まれ。ギター、エレクトロニクス、ターンテーブル、ヴィオラ、自作楽器等を奏する。即興演奏バンド「マダール」、灰野敬二と松岡隆史のユニット「Nijiumu」、擦弦楽器による室内楽即興「秘響弦楽五重奏団」、杉本拓、ユタカワサキと結成した「マングース」等、多くのグループでの活動の他、柳川真法のプロジェクト「Amephone」に演奏、アレンジ、録音等で協力。他にも国内外の様々なアーティストと共演を重ねている。 |
Sachiko
M(sine waves, contact microphone)
「GROUND−ZERO」のカットアップとプランダーフォニック(剽窃的サンプリング)の中核を担うサンプラー奏者として活躍。解散以降は、サンプラー自体がもともと持っているテスト・トーンやノイズ成分を再利用した独自のサンプラー奏法で、メモリーを殆ど使わないポスト・サンプリング指向の作品を次々に発表。特にサイン波のみを使ったソロはヨーロッパを中心に各方面からの注目を集め、彼女のラディカルな姿勢は常に評論の的となっている。 |
芳垣安洋(percussion,
drums)
1959年兵庫県生まれ。大学在学中より関西のジャズ・シーンで演奏活動開始。「Altered States」「GROUND ZERO」「渋さ知ラズ」等に参加。ジャズ/即興シーンに止まらず様々なジャンルのミュージシャンのライブやレコーディングにも参加。現在は「ROVO」「DCPRG」、自己のグループ「emergency!」「Vincent
Atmicus」のライブを中心に活動。欧米のジャズや現代音楽のフェスティバルヘの出演や、来日ミュージシャンとの共演も多い。 |
一楽儀光(percussion,
drums)
1959年山口市生まれ。今も山口市在住の彼は、90年頃には日本の音楽シーンと殆ど関係を持たぬままに独自の音楽を作り出すに至っていた。広瀬淳二、吉沢元治、ジョージ・ルイス等との共演をきっかけにシーンに登場。'95年には金大煥、内橋和久、ジョン・ローズ、大友良英との共演を経て、'96年には韓国の崔善倍トリオのメンバーとして活動。近年はクリス・カトラー、ユージン・チャドボーン、ハンス・ライヒェル等との共演の他、「思い出波止場」「l.S.O.」のメンバーとしても活躍。 |
植村昌弘(percussion,
drums)
1967年東京生まれ。'87年、早稲田大学在学中に「一噌幸弘グループ」に加入、ライヴ活動を始める。'88年、民謡歌手・伊東多喜雄のグループに参加。この頃、邦楽を仙波清彦に師事。仙波漬彦のプロジェクトに参加する一方、純邦楽の舞台にも出演。'89年頃より勝井祐二、鬼怒無月、不破大輔、大友良英等と共演、東京アンダーグラウンドの多くのバンドに参加する。'99年に解散した自身のユニット「P.O.N.」の後、新ユニット「MUMU」を結成し活動中。 |
イトケン(percussion,
drums)
ドラマー、偽マルチ楽器演奏家。「Harpy」「zuppa di pesce」等のリーダー・バンドを率いるかたわら、「Win A
Sheep Free」「GNU」「DCPRG」等、様々なユニットに参加。またそのかたわらで玩具を使ったソロも展開。即興で玩具音を重ねていくライブも行っている。フランク・パール、クリンペライ、フェルディナン・リシャール等、欧米のアヴァンギャルド・シーンのアーティストとも活動中である。 |
高良久美子(vibraphone,
Percussion)
東京藝術大学器楽科卒業後、室内楽、吹奏楽、オーケストラ、ミュージカル、スタジオ・ワーク等の活動を始める。ディック・り一『ナガランド』、宮本亜門『月食』、劇団四季等、数多くの舞台に参加。また邦楽を仙波清彦に師事し、「はにわ隊」参加を機にバンド活動も開始。坂田明、フェビアン・レザ・パネ、黒田京子等のグループの他、鬼怒無月率いる「ボンデージ・フルーツ」に参加、国内外で精力的にライブを行う。他にも映画や劇団公演の音楽制作等も手懸けている。 |
恵良真理(percussion,
crotails)
京都市立芸術大学音楽学部打楽器科卒。1996年、米Percussive Arts Society国際作曲コンクール入賞。演奏、作曲両面で幅広いジャンルのステージを手がけている。'00年からの約1年半は古田マリの名で実験色の強い作品の制作に専念。'01年には、この間の集大成的な作品集「CROSSING
THERE」をリリース。'91年から約10年以上にわたり京都精華大学芸術学部で美術の学生を対象に「音表現への試み」と題した授業を行っている。 |