公演のご案内
公演情報
| 公演名 | 企画・監修 渡邊守章 |
|---|---|
| 日時 | 2012年2月18日(土) 14:00 開演 (13:30開場) ※本公演の前に14時よりプレトークを行います |
| 会場 | 京都芸術劇場 春秋座 |
| 料金 | 【全席指定】 S席一般7000円 S席シニア6500円 A席一般6000円 A席シニア5500円 学生&ユース席 2500円 ※ユースは25歳以下、シニアは60歳以上 ※シニア・学生・ユースは要証明書提示 |
| チケット取り扱い | 2011年12月6日(火) 10:00発売開始 □京都芸術劇場チケットセンター TEL:075-791-8240(平日10:00~17:00) □京都芸術劇場オンラインチケットストア ![]() □電子チケットぴあ □京都・滋賀各大学生協プレイガイド |
| 友の会特典 | 先行発売 2011年12月5日(月) 10:00 京都芸術劇友の会料金 S席 6000円 ←1000円お得! A席 5000円 ←1000円お得! 友の会への入会は11月30日まで (購入はおひとり4枚まで。座席指定も可) 入会はこちらから |
| お問合せ | 京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター TEL: 075-791-9207 |
恒例!春秋座ならではの演出で楽しむ能と狂言。今年は代表的な2作品!
恒例となった春秋座能と狂言(舞台芸術研究センター企画)の今年度の演目は、いずれもそれぞれの舞台を代表するような名曲です。能は、観世銕之丞師のシテで『葵上(あおいのうえ)』を、狂言は野村万作・萬斎両師の出演で『末広かり』を、春秋座の舞台を活かした演出でご覧いただきます。

撮影=前島吉裕
『葵上』は、『源氏物語』「葵之巻」で名高い、六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)の、葵上に対する嫉妬を主題として、人間の情念が怨霊となって憑き祟るという、能作術の原点でもあり精髄でもある舞台を展開します。お産のために伏せっている葵の上に、かつては光君つまり源氏の愛人でもあった御息所が、先の皇太子の正妻という高い身分にもかかわらず、嫉妬のために生霊(いきりょう)となって葵上を苦しめる前場では、「泥眼(でいがん)」の面(おもて)をつけたシテの、呪術的であるにもかかわらず、現代人の深層に訴えかけるものをもった演技が展開されます。後シテは、怨霊としての正体を現した御息所が般若の面をつけて、悪霊を調伏しようとする横川の小聖と戦います。「般若の面」は、単なる鬼の面ではなく、嫉妬する女の悲しみをも写し取った、能の見事な発明です。銕之丞師は、先代の父君のみならず、伯父に当たる故観世寿夫、榮夫両師の芸風も受け継いで、嫉妬する女の怨念と妖艶が多重的に表現されるこの作品を、得意とされています。

撮影=政川慎治
狂言の『末広かり』は、扇のことを、目出度い縁起物として「末広かり」と呼ぶことを知らずに、主人の言いつけで、都へ「末広かり」を求めに行った太郎冠者が、都のいかさま師に、「から傘」を「末広かり」だと言いくるめられて買って帰るという、言葉の意味の取り違えを主題にした狂言の代表的な作品です。
その際、都のいかさま師が、主人の機嫌を取るためと言って教えてくれた「傘をさすなら・・・」の小歌と小舞が、後半の見どころで、特に今回は、「囃子入り」で演じられますので、人間国宝の野村万作師と、人気絶頂の萬斎師のお二人による狂言の「音曲」の魅力によって、その「祝言性」を感得して頂ければと考えています。
渡邊守章(演出家、京都造形芸術大学舞台芸術研究センター所長・教授)
演目
プレトーク 出演
松岡心平(能楽研究、東京大学大学院教授)
渡邊守章(演出家、京都造形芸術大学舞台芸術研究センター所長・教授)

企画・監修:渡邊守章(京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター所長)
照明原案:服部基(ライティングカンパニーあかり組)
照明プラン・操作:林悟(ライティングカンパニーあかり組)
舞台監督:小坂部恵次
協力:銕仙会、万作の会、空中庭園

