Symposium&Study
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*京都造形芸術大学 舞台芸術研究センターコーディネート 舞台芸術学科特別授業*
能ジャンクション
『葵上』上映会&トーク
 この度、舞台芸術研究センターでは、伝統的な演劇の豊かな想像力と現代演劇を結びつけるべく、<越境する伝統>をテーマに、能ジャンクション『葵上』(構成・演出:渡邊守章)の上映会およびトークを開催いたします。
 能ジャンクション『葵上』は、本行通りに演じられる能の『葵上』と円地文子訳『源氏物語』「葵の巻」のテクスト、湯浅譲二のミュージック・コンクレート(『葵上』の謡と囃子を電子音でアレンジした楽曲)の出会いによって生み出された作品で、1987年東京・渋谷のパルコPART-3で初演されましたが、野村武司(現在の萬斎)の能・狂言以外での初舞台作品として、その<時分の花>の美しさが大評判となりました。
 舞台は、事故を起こしたレーサーの青年が、死の直前、年上の女性との禁じられた恋の回想を見る、という設定で展開します。レオタードに緋色の長襦袢をまとった野村武司(萬斎)に、泥眼の面をつけ唐織の装束を身に纏った観世榮夫演じるシテ(六条御息所の怨霊)が、闇から現れ取り憑く。青年は「葵の巻」を抑揚のないモノトーンな口調で語り始め、怨念がその肌に官能の匂いとして散りばめられていく・・・。
 伝統的な舞台作品を構成するテクスト、音楽、身体性などを一度解体し、その仕掛けを露呈させるとともに、舞台上でそれらの新たな関係を遊戯的に再構築した<能ジャンクション>。舞台とその映像についても、刺激的な問題を提示している作品です。 今回は、渡邊守章さんを講師に招き、3月にstudio21で上演される『當麻』と合わせ、能ジャンクションの可能性についてお話をうかがいます。

講師:渡邊守章(演出家、京都造形芸術大学客員教授)
聞き手:森山直人(京都造形芸術大学准教授)

日時 1月22日(火) 午後6時30分(6時15分開場)
会場 京都造形芸術大学(人間館)B1 映像ホール
参加費
無料
定員 40名(京都造形芸術大学舞台芸術学科1回生は別枠)
申込方法 氏名、住所、連絡先(メールアドレス)、所属を明記し、e-mail、FAXで申込むか、京都芸術劇場チケットセンターに直接お越しください。
お問い合わせ・お申込み 京都市左京区北白川瓜生山2-116 京都芸術劇場チケットセンター
tel: 075-791-8240(平日10〜17時)
e-mail:ticket@kuad.kyoto-art.ac.jp

[講師プロフィール]
渡邊守章(わたなべ・もりあき)

演出家。『空中庭園』主催。東京大学名誉教授。京都造形芸術大学客員教授。フランス文学・表象文化論専攻。主な演出作品に、ラシーヌ『悲劇フェードル』、著書に『舞台芸術の現在』(放送大学教育振興会)、訳書にクローデル『繻子の靴』(岩波文庫)ほか多数。

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