experiment
「座 constellation」
〜詩と音楽によるパフォーマンス〜
[出演]
吉増剛造(詩人)
マリリア(ヴォーカリスト)
ジャン−フランソワ・ポーブロス(ギタリスト)
宇宙を揺らす、声とイメージの交響楽
絶えず現代詩の最先端を疾走する詩人、吉増剛造は60年代後半から世界各地で自作の朗読を続ける一方、音楽や現代美術とのコラボレーションも意欲的に行い、次第にそれは「詩の朗読」という一般的なカテゴリーをはるかに超えた未曾有の言語パフォーマンスへと展開してきた。2002年からは、ブラジル出身のヴォーカリストで吉増夫人のマリリア、フランスの前衛ギタリスト、ジャン−フランソワ・ポーヴロスとの異色の〈座組〉を継続し、公演の〈場〉と〈時〉に応じてそのつど様相を変えながら、多様な要素を織り込んだスリリングなインプロヴィゼーションによる詩と音楽の競演を繰り広げている。
「座 constellation 」は、世界中の人々を震撼させつづけている交響楽的即興パフォーマンスの最新版。舞台床に坐った詩人が銅板に言葉を打刻する音と身ぶりが、やがてマリリアの歌声とともに様々な異語を重奏させながら、アクロバティックな技法を駆使するポーヴロスのギターと響きあい、さらに歴史的な他者の声の引用、オブジェの配置や写真の投影などを交えて、星座(constellation )のような空間をつくりだしていく。今回は劇場空間を活かした独自の映像設計も行う予定。
[出演者プロフィール]
●吉増剛造(よします・ごうぞう)
1939年東京生まれ。慶応義塾大学国文科卒業。在学中から詩作を始め、第一詩集『出発』(1964年)以来、先鋭的な現代詩人として国内外で活躍。また同時に、詩の朗読を伴うパフォーマンスを世界各地で行い、80年代からは、銅板に言葉を打刻したオブジェや写真の作品を本格的に発表。98年に個展「水邉の言語オブジェ」(川口現代美術館)、2000年にはフランスで写真展「パランプセストの庭」開催。詩集『黄金詩篇』(高見順賞)、『オシリス、石ノ神』(現代詩花椿賞)、『螺旋歌』(詩歌文学館賞)、『「雪の島」あるいは「エミリーの幽霊」』(芸術選奨文部大臣賞)、『The Other Voice 』など多数。
●マリリア(Marilia)
ブラジル生まれ。夫・吉増剛造の詩や自身のテクストをベースに、詩と音楽を融合するヴォーカル・パフォーマンスを展開し、世界中で公演を重ねる。多彩なミュージシャンとの共演のほか、舞踏家・大野一雄、写真家・荒木経惟ら異ジャンルのアーティストとのコラボレーションも数多い。生涯を通じて様々な国を転々とし、そのオリジナルな歌声は文化的な帰着を超えた「神秘的なオペラ座」とも称される。
●ジャン−フランソワ・ポーヴロス(Jean-Francois Pauvros)
パリ在住。独創的なスタイルと無類の技巧を持ったギタリストとして、現在までに10枚以上のソロアルバムを発表。アート・リンゼイ、エリオット・シャープ、ソニック・ユースらとも共演し、約20枚のアルバムを合作。ニューヨークでも活躍し、その名を知られる。舞踏家・室伏鴻とのコラボレーションなど、ダンスのための作曲や即興演奏、また映画音楽の作曲も手掛けている。
[photo:Jean-Mark Foussat]
日時 2004年5月23日(日) 16:00開演 15:30開場 18:00終演予定
*ポスト・パフォーマンス・トークあり
「存在を震わせる声――劇と詩の希望」
吉増剛造×太田省吾(劇作家・演出家/京都造形芸術大学助教授)×八角聡仁(批評家/京都造形芸術大学助教授)
会場 京都芸術劇場 studio21(京都造形芸術大学内)
料金
[一般] 前売2,000円 当日2,500円
[学生] 前売1,500円 当日2,000円
[造形大生] 前売1,000円 当日1,500円
※全自由席 
※未就学児童のご入場はお断りします。
前売取扱 舞台芸術研究センター 075-791-8240
主催   京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター
[お問い合わせ]
京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター 〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2−116
Tel.075-791-8240 Fax.075-791-9438 E-mail info@k-pac.org
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