experiment
京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター上演実験シリーズvol.18
『子午線の祀り』
――「見るべきほどのものは見つ」――
『平家』の世界を、<ドラマ>として、<鎮魂歌(レクイエム)>として読み解こうとする劇作家・木下順二の長大な旅の達成が、いま、初めて<21世紀>と向かい合う。
能、狂言、歌舞伎、現代演劇のジャンルを超えた朗読=群読(ことば)の実験は、いかにして、私たちの時代を射抜こうとしているのか?

木下順二
演出 観世榮夫
音楽 武満徹
美術 織田音也
照明原案 吉井澄夫
技術監督 眞野純
  出演 新中納言知盛 野村萬斎
    影身の内侍 高橋惠子
    九郎判官義経 嵐広也(前進座)
    阿波民部重能 木場勝己 ほか
【ものがたり】
 歴史上名高い源平の合戦。
 次第に平家の旗色は悪くなるばかりであった。兄宗盛に代わり、平家軍を指揮する平知盛(野村萬斎)は、一の谷の合戦で源義経の奇襲を受け、海へ追い落とされてしまう。
 以来、武将となってはじめて自分に対し疑心の念を抱いてしまった知盛は、舞姫・影身の内侍を戦いの終結のために都へ遣わそうとする。
 そのような折、満天の星空の下、弟重衛の想い人である影身の内侍は、以外にも知盛への愛の告白をするのだった。
 しかし、平家を支える四国の豪族・阿波民部重能は、三種の神器を楯に主戦論を唱え、知盛から和平への調停を託された影身を殺してしまう。知盛は平家滅亡を予感しながらも後白河法皇の過酷な要求を拒絶し、徹底抗戦の道を選ぶのだった。
 一方義経は、頼朝から目付けとして遣わされた梶原景時と対立しながらも、弁慶らの協力を得、屋島を背後から襲い、平家をふたたび窮地に追いこむ。慣れぬ海戦となりながら、義経を先頭に勢いづく源氏。そしてついに、壇の浦の決戦の日となった―。
【見どころ】
 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり…」
 「平家物語」を題材に、劇文学と演劇とがせめぎあう面白さに溢れ、平家物語と木下順二文学世界とが見事に調和した『子午線の祀り』。
 能、狂言、歌舞伎、現代演劇とジャンルを超えたキャスト、スタッフが集結し、それぞれの個性を尊重しつつ見事に融合させた舞台です。独白と俳優全員による合誦とを自在に組み合わせ朗読する「群読」と呼ぶ独特の様式を通し、せりふと語りが鮮やかに共鳴し、あわせて研ぎ澄まされた言葉が持つ荘厳な響きの深さ、美しさを確立した作品です。

日時 2005年1月22日(土) 15:00 開演 14:30 開場(19:30 終演予定)
会場 京都芸術劇場 春秋座
料金
[一般 前売] S席 8,000円 A席 6,000円
[一般 当日] S席 8,500円 A席 6,500円
[学生&25歳以下 前売] S席 4,000円 A席 3,000円
[学生&25歳以下 当日] S席 4,500円 A席 3,500円
※全指定席
※未就学児童のご入場はお断りします。
前売開始日 先行発売(京都芸術劇場 友の会会員の方のみ対象)
 10月27日(水)−28日(木)【10:00〜17:00】の2日間
 ※京都芸術劇場チケットセンターのみでのお取り扱いとなります。
一般発売
 10月29日(金)10:00〜
 ※京都芸術劇場チケットセンター及び電子チケットぴあでのお取り扱いとなります。
前売取扱 京都芸術劇場チケットセンター 075-791-8240 【平日10時〜17時】
電子チケットぴあ  http://pia.jp/t、0570-02-9999
主催 京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター
企画制作 世田谷パブリックシアター
[お問い合わせ]
京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター 〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2−116
Tel.075-791-9437 Fax.075-791-9438 E-mail info@k-pac.org
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