experiment
 
公演名 舞台芸術研究センター主催 日韓共同制作プロジェクト
『ディクテ』
日時

2008年 9月19日(金) 19:00開演
【追加公演】20日(土) 13:00開演 ※ビデオ撮影が入ります。
        20日(土) 19:00開演
        21日(日) 15:00開演 【前売り券完売】  
※開場は各開演の20分前 ※受付は各開演の60分前

会場 京都芸術劇場 studio21
料金

【全席自由】
一般:        前売 3000円 / 当日 3500円
学生&ユース:  前売 2000円 / 当日 2500円
京都芸術劇場友の会: 前売 2500円 / 当日 3000円

チケット取り扱い
【2008年7月14日(月)発売開始】
・京都芸術劇場チケットセンター 
TEL:075-791-8240 (平日10:00〜17:00)
・電子チケットぴあ 
TEL:0570-02-9999 (10:00〜23:30) Pコード:388-433  http://pia.jp/t
・JCDNダンスリザーブ 
http://dance.jcdn.org
主催・お問合せ 京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
TEL:075-791-9437 FAX:075-791-9438
http://www.k-pac.org/kpac

『ディクテ』を知ったのは五年前。その頃は内容について、あまりよく分からなかったんです。興味が無かったのではなく、自分と距離があるというか、遠い感じがしまして。

その頃、自分の演劇集団「マレビトの会」の活動をする中で、俳優が舞台で書かれた文字を発することに非常に興味を持ってきたんです。元々、声は息だし、息を肺に入れて呼吸をしながら外へ出した時に、言葉となって人と共有することができる。そういう言葉になる前の、息が声になる様子を舞台で見てみたいと。

そんな時、そういう発話に関することを色々と語っていた書物があったなと『ディクテ』の事を思い出したんです。再度読むと、母語と違う言葉を発する時、身体が軋み途切れがちになるということが書かれている。それと舞台における発話の問題が繋がった感じがしたんですね。そこで発話する時の身体のあり方を、このテクストでもう一度、問題にしたいと思ったんです。

難しいのは、テレサの来歴が様々な形で本に現れていること。一家が韓国軍政を逃れ、アメリカに移住する中で確立されたてきたものを、平和ボケした日本で表現するのは安易ではない。そういう題材との距離感も問題になっていくでしょうね。我々に、批判的な視線を送り込む事にもなればいいなと思いっています。

今回は日韓の俳優が出演しますが、共同プロジェクトとはいえ、互いの文化やアイデンティティを確認し合うというものではありません。テレサは亡命先から故郷や自己の存在意義を問い続けざるを得なかった。ゆえにアメリカ人やフランス人にも意味を持つ作品でなくてはいけないと思っています。

今回は、自分の脚本ではなく他の人のテクストを使うので、私にとって挑戦といえば挑戦ですね。しかも役者も誰かの人格を演じるわけではないので、俳優自身の存在も問われることになる。そんな意味でも面白い作品になると思います。

(舞台芸術研究センター主任研究員 松田正隆 談)


主任研究員八角聡仁(評論家、近畿大学・京都造形芸術大学教授)、松田正隆(劇作家・演出家、京都造形芸術大学教授)の企画にもとづいた、テレサ・ハッキョン・チャの『ディクテ』のテキストとした日韓俳優による共同作品。関連企画として、映像上映会、レクチャーなども開催します。

〈演出〉 松田正隆

〈出演〉 牛尾千聖、内田淳子、岸部孝子、キム・エリ、桐澤千晶、窪田史恵、シン・ソンヒ、高橋理恵子、武田暁、チョン・ヨンドゥ (50音順)

〈テクスト〉 テレサ・ハッキョン・チャ『ディクテ』(日本語版=池内靖子訳、韓国語版=キム・キョンニョン訳)

〈舞台監督〉 夏目雅也

〈音響〉 宮田充規 荒木優光 
〈照明〉 藤原康弘
〈映像〉 木村隆志 遠藤幹大
〈衣裳〉 堂本教子
〈演出助手〉 田辺剛
〈舞台監督助手〉 米谷有理子
〈衣裳助手〉 權田真弓
〈韓国制作・通訳〉 木村典子
〈協力〉 池内靖子 アン・チウン 演劇集団円 劇団太陽族 マレビトの会 ユマニテ 

【関連企画】

2008年9月13日(土)15:00〜
上映会:テレサ・ハッキョン・チャ著作映像作品『Secret Pills』等
トーク・セッション:「テレサ・ハッキョン・チャを語る」 池内靖子+山田せつ子 +松田正隆+八角聡仁

9月20日(土)16:00〜
シンポジウム:「(反)文化交流としての演劇--日本と韓国のあいだで」
安致雲+細見和之+木村典子  司会/森真理子 *逐次通訳(韓国語)あり

9月21日(日)終演後
シンポジウム:「他者の言語、異境の身体--『ディクテ』 上演をめぐって」
西成彦+池内靖子+チョン・ヨンドゥ+高山明+松田正隆+八角聡仁 *逐次通訳(韓国語)あり

*関連企画は全て無料・京都造形芸術大学青窓館にて開催。
京都造形芸術大学 チケットセンターにて要予約。定員80名(先着順)。

京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター
     〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116 tel.075-791-8240 fax.075-791-9438 e-mail info@k-pac.org
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